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2006年6月18日 (日)

80年代黄金期(上)

「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(1984年、監督:押井守、制作:スタジオディーン)について。

ラムやあたる達は学園祭の準備にいそしんでいた。泊り込んでいるのにいっこうに進まない準備、繰り返されるバカ騒ぎ・・・。そのうち担任の先生が、サクラ先生が、しのぶが、面堂が、いつまでたっても学園祭がこないことに気づき、なぞを探索するうちに姿を消していく。

80年代はアニメ黄金期と言われている。TVアニメが週40本の大台にのり、アニメ誌も「アニメージュ」「アニメディア」「ニュータイプ」「OUT」「ジ・アニメ」「マイアニメ」「アニメック」と書店をにぎわしていた。

「ビューティフル・ドリーマー」は、押井解釈版「うる星やつら」。原作コミックスのラブコメからあまりにも離れているので、好き嫌いは分かれるようだ。

夢と現実の違いは思われている程違いはないのでは。一番楽しいのは祭りの前。男性(あたる)はたくさんの女性に囲まれているのが幸福だというが、実は女性(ラム)も好きな男性とふたりっきりより仲間と楽しく過ごす方が幸福なのでは。色々読み取れるするめみたいな傑作だ。

映像と音楽が幻想的に美しい。風鈴のシーンや水族館のシーンは秀逸。メガネの長ったらしい台詞も健在。

TVシリーズの「うる星やつら」を観ていなくても十分筋はついていける。原作を相当「壊している」ので、「うる星やつら」ファンより一般のアニメファンの方が楽しめるかもしれない。

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